"自分らしく働く、
自分らしく生きる"

H.P.FRANCE 秋の中途採用対談

H.P.FRANCEで仕事をする価値のひとつに「自分らしさ」を表現できるということ、そんな自分自身が仕事で受けた感動や出会いが今の仕事、事業に繋がっているというrooms事業部のディレクター石塚杏梨、エシカル事業部事業部長の坂口真生、企画室室長國吉祐子が対談で働く楽しさについて語る。

(左から國吉祐子、石塚杏梨、坂口真生)

プロフィール

國吉祐子 
2002年入社。企画室室長として、HPF代表・村松の理念やコンセプトを具現し企業ブランディングを目指す。また全国9店舗に展開するジュエリー業態H.P.FRANCE BIJOUXの事業部長として店舗運営、商品企画、ディレクションを担当。

石塚杏梨 
2003年入社。ラフォーレ原宿にて店舗経験を経て、2005年からroomsに携わる。直営店舗の店長、roomsの企画運営や営業を経て2012年頃からディレクターに。

坂口真生
2003年⼊社。セレクトショップ、アート事業、Eコマースの⽴上げに参画後、2017年6 ⽉にエシカル事業部を⽴上げ同事業部の部⻑に就任。⽇本エシカル推進協議会発起⼈・アドバイザー。


國吉:今日は、小売の事業がメインのアッシュ・ぺー・フランスの中でも、特殊なお仕事をされているお二人にお話を伺いたいと思います。まずは、それぞれのお仕事内容を聞かせていただけますか?

坂口:僕は、2年前に発足したエシカル事業部に所属しています。プロジェクトの発端は、アッシュ・ぺー・フランスが主催する合同展示会「rooms(ルームス)」の中で、2010年に誕生したエシカルエリア。深刻化する環境破壊や人権問題を背景に、ここ数年でSDGsやESG投資という言葉が世界的にかなり浸透したので、これは集中して事業化するべきだという希望を弊社の代表にも伝え、より活動を強化してくことになりました。エシカル事業部が存在している企業自体が珍しいので、社外の方からもよく驚かれますね(笑)。
具体的には、「販売支援」と「営業支援」の二軸が存在します。年に二回開催されるroomsのエシカルエリアがリソースのベースとなり、エシカルブランドやエシカルにまつわるプロジェクトの情報を集めます。
アッシュ・ペー・フランスのミッションは、デザイナーやクリエイターが活躍できる場をつくること。エシカルエリアでは出展ブランドと来場される企業を繫ぎ、ポップアップや商業施設・百貨店とのキャンペーンなど、小売の仕掛けをつくる販売支援を行います。信頼関係を強め、時にはさらに踏み込んだ企業ブランディングやプロデュースを行う場合も。コミュニケーションを通して、「エシカルの注目度が高まる中で自分たちは何をすれば良いか」など様々な相談を受けるので、それぞれに合った提案を行い一緒に成長しながら、ビジネスとして発展させていきます。

石塚:私が所属するrooms事業部では、世界中のクリエイターを集め、2000年から「rooms」という展示会を通してプラットフォームづくりをしています。来場者はバイヤーやメディアに限らず、まだ世に出ていない新しいクリエイターに出合いたいという一般のお客様も増えています。そういった方々が集まり、クリエイションを通じて皆が繋がる場所がroomsです。
私は、ディレクターとしてroomsをつくると同時に、関連事業も担当しています。roomsは半年に3日間のみ開催されるため、年間を通して出展クリエイターをご紹介するお店「rooms SHOP」「rooms Ji-Ba」の運営や、全国各地での催事運営、さらにroomsに集まった様々なクリエイターと一緒に仕事をしたいという企業とマッチングさせ、また新しいストーリーを作ることもあります。

國吉:お二人とも他にはない特殊な部署なので、自分の考えがそのまま仕事に反映される面白さの反面、緊張感もあると思います。モチベーションや使命感は、どういうところから生まれていますか?

石塚:2003年入社後、店舗で勤務していた時に、ヘルプスタッフとして初めてroomsに参加しました。見たことがないクリエイターのブースが並び、素敵な人達で溢れたその独特な世界観に衝撃をうけました。roomsの魅力は、出展者も来場者も、その場に集う全員がクリエイションという共通語源で繋がれること。またroomsをきっかけにさまざまな化学反応や新しいビジネスが生まれます。私はこのプラットフォームを次世代に継承できるよう、時代に合わせて進化させていくことこそが自分の役割であり、その想いが原動力になっていると思います。

坂口:偶然本屋で見つけた「エシカル」という言葉との出合いは、分かりやすく言えば雷に打たれたような衝撃で、自分のライフワークにしようと決めた当時のモチベーションは、今でもずっと続いています。世界と比較すると、日本はまだまだエシカルが広まる土壌が整っておらず、変えていかなければならないことが沢山ある。日本が島国であることや、もともと自然も豊かなことなど独自の背景が起因し、エシカルの広がり方もかなり特殊なんです。しかし、新たな提案や挑戦をしながら日々開拓していことは、とにかく楽しくてワクワクするし、そんな仕事の連鎖が自分のモチベーションにも繋がっていると感じます。

國吉:アッシュ・ペー・フランスは小売中心で消費を促進するだけではなく、エシカル事業やBtoB・BtoCを繋げる共感コミュニティの形成など、より社会に貢献することを目指しています。すごく素敵なことだと思いますが、この会社をそうさせているものは何だと考えますか?

石塚:アッシュ・ペー・フランスの魅力はコンセプトが一貫していること。入社以来、社長・先輩方の発言、やってきたことが全くブレない、そのピュアな部分に共感します。企業として経済活動をする上で、利益を生むことはもちろん必要ですが、それ以前に、世の中に役立つ組織づくりを目指している。「クリエイションが人を豊かにする」という明確なビジョンのもと、社会を変えていこうとするそのまっすぐな信念が好きですし、それに共感する人たちが沢山集まった会社だと思います。

坂口:つい最近、外部の方と会社の話をしていましたが、昔は僕たち同じようにコンセプトを軸に働く「フワフワ菌」みたいな人たちがいたけれど、アパレル業界全体にそういった雰囲気がなくなってきている。その中でも「アッシュ・ペー・フランスは変わらず、文化をつくっているよね」と言って下さいました。同じ業界に長く勤める方からも分かってもらえていることで、またこの会社の魅力を実感しましたね。

國吉:ある意味リスクでもあるけれど、そういうフワフワした人たちを大切に新しいビジネスを開発し、ピュアな気持ちで使命感を具現する人が沢山いる背景には、アッシュ・ペー・フランスが人と感性を大切にしながら未来の事業をつくる仕組みが備わっているのかもしれませんね。

國吉:お二人は入社後に店舗に配属されましたが、その経験から学んだことや、この会社の店舗だからこそ共感できたことなどはありますか?

坂口:僕は入社するまで全く店舗の経験がないまま、しばらくして店長になりましたが、振り返ると今の仕事に繋がることを本当に沢山学びました。やはり、人員、仕入れ、売上管理など一つの店舗を動かしていくための全体像や難しさ、接客スキルの大切さは、現場に立ってこそ分かるもの。また、アッシュ・ペー・フランスのお客様は個性的な商材や空間が好きな方が多いので、そういった方々の大切さや有難みはすごく残っているし、当時の顧客様との繋がりが今でも仕事にも活きています。ブランドさんとコミュニケーションを取る際は小売であるというベースがすごく大切なので、自分が経験しているからこそ小売りとしてのブランドの出し方や、展示会での魅せ方などの提案にも繋がっています。

石塚:私も坂口さんと同様に店舗のノウハウは全く分からず、イギリス人バイヤーのアシスタントとして入社しました。そこで接客から貿易業務まであらゆることに携わり、roomsに異動後も、展示会の運営をするためには店舗経験が必要ということで、2年ほど現場に立ちました。そこでは、roomsの出展者から毎月1名をピックアップして企画を組み、仕入れをし、空間デザイナーに内装手配し、施工に立会い、販売し、売上報告まで行う、といったサイクルを毎月こなしました。「できない」と言わずに、依頼された仕事はやるというスタンスで何事も挑戦してきましたが、そういった経験が間違いなく今の仕事に役立っていると思います。

國吉:では最後に、今後の仕事のビジョンを教えてください。

坂口:まだまだ自分は始まったばかり。まずは、日本中のエシカルビジネスやソーシャルビジネスをとにかく積み上げていくこと。その積み上げたものが、いずれアジアに必要になると考えています。世の中のソーシャル、サステイナブルの選択肢を増やすことは、アッシュ・ペー・フランスが取り組んできた、感性で世の中を豊かにすることと、最終的には通じていく。その感性の中で、サステイナブルのファッションやクリエイティブなピースを編集し、発信し、少しでも多くの人に知ってもらいたい。
2025年の大阪万博の頃にはどんな形になっているか。それが終わったら今まさにSDGsで騒がれている2030年、ヨーロッパはさらにその先の2050年を目標に据えて、サステイナブルな国や街、企業づくりのビジョンに方向転換しているところが増えてきています。日本でもそういったビジョンが広まった時、自分たちの立ち位置や、今取り組んでいることの積み重ねがどこまで大きな規模に発展するか、などを日々ワクワクして考えながら、もっとビジョンを育てていきたいと思っています。
また、インターネットが完全に普及し、否が応でもグローバル化する世界で、日本のエシカル文化がどのように育っていくかにも注目したい。自分が生きている間にその成長を見届けられる範囲は限られているけれど、今の仕事をしていると変えていける要素も沢山あると実感するので、そこはすごく楽しみですね。

石塚:roomsのビジョンは「日本のクリエイティブ市場の活性化」です。そして、roomsを未来に繋ぐためには、常にクリエイターに必要とされるプラットフォームにすることが重要だと考えます。roomsの在り方も今後どんどん変化していくと思いますが、いつの時代でも「roomsに出展したい」とクリエイターに憧れてもらえる場でありたいです。

それぞれが考える「HPFの求める人材」について、教えてください。

國吉:物事の“本質”を理解できる人

ファッションは、割と一目瞭然な世界でもあるけれど、私たちの使命とは、表層的なものだけじゃなく、もっともっと深いところまでお客様に伝えていくこと。なぜこれをやっているのか、何を思っているのかなど、本質まで理解しようとする人は、一緒に仕事をしていてもすごくお客様や事業に対しての理解が深いし、視野も広いと思います。

石塚:仕事で自己表現したい方、決めつけないフラットな方、瞬発力と集中力のある方、前向きな方

すごく欲張りになってしまいましたが(笑)。やはり仕事とは自己表現する手法の一つであり、自分の考え方が反映されるもの。チャンスが沢山あるので、働くことについてモチベーション高い方に応募していただきたいです。また、これだけ様々なブランドや事業を抱えていて、働く人も十人十色の会社では、昨日と今日では違う流れになることもあります。何事も決めつけないフラットなマインドを持つことは大切だと思います。瞬発力と集中力に関しては、自分自身がこの二つを大事にしているので挙げさせていただきました。”すぐ取り掛かる、集中して考える”、そこから生まれるエネルギーがあると思います。あとは、やはり何事も楽しんで前向きな人というのは一緒に働いていても楽しいですね。

坂口:Positiveな人

アーティストと働いていて感じるのは、輝いているアーティストはやはりみんなポジティブだということ。彼らとポジティブな気持ちで対応しシンクロすることで、良い店やプロジェクトを作っていけると思うので、そういう感性的な意味でポジティブな人が良いですね。また、僕達は本当に難しい商品や難しいアーティストたちと関わっていくので大変なこともあります。0から1を生み出す時の壁はポジティブじゃないと乗り越えられないことがあるので、そういう意味での包括的なポジティブさも大切です。

【中途採用説明会&rooms39見学会】 エントリー受付中!

私たちアッシュ・ぺー・フランスが主催する合同展示会rooms会場内で中途採用説明会を開催!
説明会後は、多彩な事業領域を体験いただくため、会場内を自由にご覧いただきます。

日程:9月5日(木)10時00分~11時30分
会場:合同展示会rooms39/五反田TOCビル 13階

アッシュ・ぺー・フランスの取り組みにご興味お持ちの方、この機会にぜひエントリーください。